Japanese
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特集 脊椎手術体位の工夫—周術期合併症を避けるため
中下位頸椎前方手術における体位の工夫とアプローチにおける留意点—周術期合併症を避けるために
Tips and Toes of Anterior Approach for Mid- and Lower Cervical Ventral Lesions
飛驒 一利
1
Kazutoshi HIDA
1
1札幌麻生脳神経外科病院
1Sapporo Azabu Neurosurgical Hospital
キーワード:
頸椎症
,
cervical spondylosis
,
前方固定術
,
anterior fusion
,
体位
,
position
Keyword:
頸椎症
,
cervical spondylosis
,
前方固定術
,
anterior fusion
,
体位
,
position
pp.991-994
発行日 2017年11月25日
Published Date 2017/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002200742
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はじめに
頸部脊椎症の外科治療において,前方到達法は脊髄・神経根への圧迫を確実に除くことが可能であり,頸椎のalignmentを改善でき,侵襲が少なく,治療効果の切れ味という点で優れている手術方法である1,10).中でも中下位頸椎に対する前方到達法は,最もスタンダードなアプローチであるものの,患者の体型,レベルにより,注意を要する.今回,手術において体位をとる際の注意点について述べることとする.
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