Japanese
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実践報告
感染症拡大時の通所介護事業所におけるリモート実習
Clinical training at our day service center during the spread of infection
緒方 匡
1
,
黒木 隆志
2,3
,
坂本 麻衣
2
,
川本 愛一郎
4
,
山田 孝
5
Masashi Ogata
1
,
Takashi Kuroki
2,3
,
Mai Sakamoto
2
,
Ai-ichirou Kawamoto
4
,
Takashi Yamada
5
1デイサービスセンター リハシップ あい西出水
2訪問看護ステーション リハシップ あい
3霧島リハウォーク絆 訪問看護ステーション
4有限会社リハシップ あい
5東京保健医療専門職大学
キーワード:
新型コロナウイルス感染症
,
COVID-19
,
臨床実習
,
リモート
Keyword:
新型コロナウイルス感染症
,
COVID-19
,
臨床実習
,
リモート
pp.205-208
発行日 2023年2月15日
Published Date 2023/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203293
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Abstract:2020年度(令和2年度),全国的に新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)感染拡大の影響を受け,医療関連施設における実習先の確保が困難となり,養成校からの要請にて当事業所でも合計5名の臨床実習生(以下,学生)を受け入れた.COVID-19の感染拡大の時期や状況により対応が異なったが,長期実習生2名と地域実習生1名が実習中断となり,学内実習へと切り替わった.評価実習生2名は無事に実習最終日を迎えることができた.各実習での到達目標における到達状況と担当利用者とのラポール形成の度合いを考慮し,地域実習生に対して,ビデオ会議システムを用いてリモートによる担当利用者との最終面接を実施した.結果,地域実習生は実習の到達目標の一部である「生活行為向上マネジメントを用いて,作業療法のプロセスを理解する」を達成することができた.また,われわれもリモートによる実習の継続性と新たな実習方法の可能性を見いだすことができた.
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