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特集 24時間コンセプトの作業療法
発達障害のある方における24時間コンセプト—愛媛県立子ども療育センターでの取り組みを通して
“24-hour concept” for people with developmental disorders
篠森 麻衣子
1
Maiko Shinomori
1
1愛媛県立子ども療育センター
pp.944-949
発行日 2022年8月15日
Published Date 2022/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203093
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Key Questions
Q1:発達障害児の現状は?
Q2:24時間コンセプトとして取り組みとは?
Q3:発達障害児の24時間コンセプトとしての今後の課題は?
はじめに
愛媛県立子ども療育センター(以下,センター)は,愛媛県が障害児総合支援体制の確立を図るため,福祉・保険・医療・教育が連携した総合的なサービスを提供する県内地域医療の拠点として,2007年(平成19年)4月に開所した施設である.また,「児童福祉法」に基づく児童福祉施設であり,「医療法」に規定する病院としての機能も併せもっている.この他,発達障害児(者)に対する総合的な支援を実施する愛媛県発達障がい者支援センターも併設している.
センターのリハでは,肢体不自由児と重症心身障害児・者の入所児・外来児に対するリハと,発達障害児に対する外来でのリハを実施している.
今回24時間コンセプトというテーマで,リハ室での作業療法の場面以外で発達障害児にどのようにかかわっているのか,センターでの取り組みやリハを行っている症例を紹介しながら,他職種との連携も踏まえて紹介する.
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