Japanese
English
特集 多職種アウトリーチ
—多職種アウトリーチの実践例②—鹿児島県におけるアウトリーチ推進事業の取り組みについて
Practice of interprofessional collaboration and mental health outreach:For outreach promoting business initiatives in Kagoshima prefecture
濵田 大輔
1
Daisuke Hamada
1
1メンタルクリニック南郡元 アウトリーチチーム プラスワン
pp.200-206
発行日 2015年3月15日
Published Date 2015/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200151
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Key Questions
Q1:アウトリーチ支援におけるOTの活かし方とは?
Q2:アウトリーチ支援におけるOTの役割とは?
Q3:アウトリーチ支援におけるOTに期待されることとは?
はじめに
厚生労働省「精神障害者アウトリーチ推進事業」は2011年度(平成23年度)から開始されたモデル事業である.医療法人常清会尾辻病院は,2011年度から2013年度(平成25年度)において,鹿児島県精神障害者訪問支援推進モデル事業の委託を受け,アウトリーチチームプラスワンを立ち上げた.自らの意志では受診が困難な精神障害者,治療を中断している方,長期入院ののち退院した方,入退院を繰り返す方に対し,医師,看護師,精神保健福祉士,臨床心理士,OT等で構成される多職種チームによる24時間体制の保健,医療および福祉の包括的な訪問支援を実施した.筆者は常勤兼務スタッフとして事業に携わっており,これまではサービスが届きにくい方へのアウトリーチ支援について,チームの実践を報告したい.
Copyright © 2015, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.