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編集後記
坂井 義治
pp.166-167
発行日 2012年2月15日
Published Date 2012/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.4426100757
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会員の皆様,明けましておめでとうございます.
昨年は東日本大震災,西日本の大水害など大きな自然災害に見舞われましたが,今年は復旧の速度がより一層早くなることを期待しています.そのためには当然のことながら予算が必要となります.世界的に停滞した経済状態の中でこの予算を生み出すことは大変困難ではありますが,政府には最優先して迅速に対処して欲しいと思います.そのような状況の中で,社会福祉・医療費はどうなるのでしょうか.消費税の引き上げの議論が混沌としている中で,医療予算の拡大を求めることはきわめて難しいと思われます.世界の中で,癌に対する分子標的薬が公的保険の対象として認められたのは日本だけと聞いていますが,さらにロボット手術が保険収載されるとどうなるのでしょうか?
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