特集 内分泌疾患2
Part 1 内分泌疾患を疑うきっかけは?
2.症状から疑う内分泌疾患—⑭月経異常から疑う内分泌疾患とは?
山本 幸近
1
,
大塚 勇輝
1
Yukichika YAMAMOTO
1
,
Yuki OTSUKA
1
1岡山大学病院 総合内科・総合診療科
pp.323-326
発行日 2021年12月22日
Published Date 2021/12/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900898
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key point
・月経異常では,月経の周期,期間,量,発来時期を確認し,随伴症状や内分泌的身体所見の有無を評価する。
・内分泌疾患では,視床下部,下垂体,卵巣,副腎,甲状腺における疾患の鑑別を行う。
・高プロラクチン(PRL)血症の90%以上で月経異常をきたすため,高PRL血症をきたし得る薬剤の内服の有無を必ず評価する。
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