特集 内分泌疾患2
総論 ホルモンの病態生理学
3.副腎ホルモンの病態生理学
沖 隆
1
,
飯野 和美
2
Yutaka OKI
1
,
Kazumi IINO
2
1盛翔会 浜松北病院内科
2磐田市立総合病院 糖尿病・内分泌内科
pp.275-278
発行日 2021年12月22日
Published Date 2021/12/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900882
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key point
・副腎の機能性評価で行うホルモン検査について,病態生理学の立場から振り返る。
・副腎皮質では主に3つの層からそれぞれアルドステロン,コルチゾール,アンドロゲンが,副腎髄質ではカテコールアミンが産生される。
・副腎髄質でノルアドレナリンからアドレナリンに変換されるため,傍神経節腫瘍ではノルアドレナリン主体であり,副腎性褐色細胞腫ではアドレナリンが産生されることもある。
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