特集 総合内科のための集中治療
Part 2:システムごとに診る
【ミニコラム①】気道確保—困難気道管理(DAM)の実際
中川 雅史
1
Masashi NAKAGAWA
1
1東京女子医科大学 集中治療科
pp.262-264
発行日 2019年6月1日
Published Date 2019/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900671
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Hospitalistの読者の多くは内科系医師であると思われる。そのような医師にとって気道確保とは,マッキントッシュ型喉頭鏡による気管挿管とほぼ同意である。そのため,困難気道とはその気管挿管が難しい症例であり,困難気道管理difficult airway management(DAM)とはその対策と考えておおむね問題はない。気道確保の方法には,気管挿管以外にいくつもあり,正確には,そのおのおのの手技に関連した困難がある。本稿では,DAMによる気道確保について概説する。
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