特集 呼吸器疾患1
1.咳嗽—除外すべきは除外し,疑わしきものから診断的治療を行う
五十野 博基
1,2
Hiroki ISONO
1,2
1筑波大学附属病院 総合診療科
2水戸協同病院 総合診療科
pp.7-15
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900273
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咳嗽は,最もありふれた症状の1つであり,外来診療で頻繁に遭遇する。その鑑別診断は多岐にわたり,特に咳嗽以外の症状がない患者では診断が難しい。その持続期間から頻度の高い疾患を想起し,順次検査と,時には経験的治療を組み合わせて系統的に診断していくことが重要である。
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