連載 ICUフェローからのメッセージ
第25回:[Effective Medical Creation]私が米国のICUで学んだこと:チーム医療の大切さ—集中治療医学/呼吸器内科学主任教授からのメッセージ
重光 秀信
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1Division of Pulmonary & Critical Care Medicine, University of Nevada School of Medicine
pp.660-661
発行日 2015年7月1日
Published Date 2015/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102200202
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今回は,研修医時代を含めて15年間の米国での経験を通じ,私自身が何を学んだか,集中治療において何が重要であると考えているかについてまとめたいと思います。
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私の米国での臨床研修は,東京海上日動火災保険株式会社の米国臨床研修プログラム(http://www.tokio-mednet.co.jp/nprogram)にて,ニューヨークBeth Israel Medical Centerの内科レジデント研修プログラムへの進学から始まりました。その後はスタンフォード大学医学部(Stanford University School of Medicine)で集中治療医学と呼吸器内科学の専門医となるための研修プログラムへ進み,2001年に同プログラムを修了いたしました。臨床研修プログラム修了後は,テネシー大学医学部そしてロサンゼルスの南カリフォルニア大学医学部にて臨床,研究,医学教育を並行して行い,2013年よりネバダ大学医学部の集中治療医学/呼吸器内科学の主任教授として,将来の医学を背負っていく学生,研修医,および医局員の育成に専念しております。
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