特集 術後管理
10.肥満患者の術後管理―生理的変化と合併疾患,アウトカム,術後管理のポイントとその実際
山口 剛
1
,
白石 としえ
2
,
関 洋介
1
YAMAGUCHI, Tsuyoshi
1
,
SHIRAISHI, Toshie
2
,
SEKI, Yosuke
1
1四谷メディカルキューブ 減量外科
2四谷メディカルキューブ 麻酔科
pp.365-377
発行日 2012年4月1日
Published Date 2012/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102100425
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Key Point
● 気道管理困難や睡眠時無呼吸症候群の評価と対応が,肥満患者管理では特に重要となる。
● さまざまな合併疾患のなか,特にアジア人は糖尿病を合併しやすい。
● 肥満があるからといって,必ずしもアウトカムが悪くなるわけではない。
● 肥満を合併する外傷患者に関してはアウトカムが悪い。
● 低体重(BMI<18.5)は,病的肥満(BMI>35)と同様に,死亡率が高くなる。
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