異国交流インタビュー in English
フレイルと術後合併症 Dr. Roland Francisに聞く—高リスクな患者をどう見つけ,どのように介入するか
長坂 安子
1
,
木山 秀哉
2
1聖路加国際病院 麻酔科
2東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座
pp.1123-1131
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201238
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今回は,麻酔とICUの立場からARDS,周術期肺傷害,そしてフレイルについての臨床研究を精力的に行っているローランド・フランシス先生に来ていただきました。フランシス先生はドイツの首都ベルリンで最大の医学部をもつシャリテ医科大学麻酔・集中治療科の教授で,わずか40歳でVice Chairに抜擢されたドイツの麻酔界きっての若きリーダーです。
高齢化社会を迎えた日本で,患者が手術という人生の一大イベントを乗り越え,元気に退院することを目標とするならば,周術期を患者と共に渡る案内役の麻酔科医に求められているものは何でしょうか。
今回は築地の料理店に場を移し,夜更けまで深く話を掘り下げていきます。
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