徹底分析シリーズ 薬物の投与経路とその効果
オピオイド—それぞれの特徴を押さえよう
国分 秀也
1
Hideya KOKUBUN
1
1北里大学病院 薬剤部
pp.234-238
発行日 2016年3月1日
Published Date 2016/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200519
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内因性ペプチド,天然アルカロイド,合成物質などのモルヒネ様作用をもつもの,およびそれらの拮抗薬を含めて「オピオイド」と呼び,これらが結合する受容体をオピオイド受容体と呼ぶ。オピオイドには,モルヒネ,フェンタニル,オキシコンチンなどが臨床で使用され,がん性痛や術後鎮痛に使用されている。各オピオイドの作用部位を表1に示す。
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