行った,見た,撮った
Crawford W. Long ③記念物のなかのロング
菊地 博達
1
1我孫子東邦病院
pp.78-80
発行日 2016年1月1日
Published Date 2016/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200483
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彫刻と肖像画
◎合衆国国会議事堂の彫刻の間の彫刻(図1)
1864年,下院議員Justin S. Morrillの提案が法律となり,これにより,各州,州を代表する功績ある人物2名の彫刻を合衆国国会議事堂Capitolの彫刻の間National Statuary Hallに設置することになった。ジョージア州議会はロングを選んだ。もう一人は,南部同盟(the Southern Confederacy)の副大統領スティーブンソンAlexander H. Stephens。フランクリン大学Franklin Collegeのルームメイトは合衆国国会議事堂の彫刻の間でもルームメイトになった。
1926年3月30日(火曜)午後3時,Long Memorial Association会長のFrank K. Boland医師の発声で除幕式が始まった。ロングの娘,Sarah Francis Long TaylorとEmma Mitchell Longが除幕した。この彫刻は,彫刻家John Massey Rhindに依頼し,James K. Wattがジョージア州の大理石を彫った。その後,彫刻の間に収納した彫刻が多くなり重量に耐えられなくなったことから,独立13州からの彫刻13体がCrypt(階下の聖堂)に置かれることになり,ロングも移動した。
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