連載 知識をいかに体系化するか
—英語をどう考えるか⑨—英語が思考言語になる過程
諏訪 邦夫
1
1帝京短期大学
pp.1198-1199
発行日 2014年12月1日
Published Date 2014/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200082
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言語がゆっくりと英語に転換していくとして,「英語で思考する」問題を検討します。言語には「情報交換言語(会話言語)」としての役割と「思考言語」の役割との二つがあることは前に述べました*1。英語をマスターして,情報交換言語として使える日本人は現在でも少なくありません。ですから,日本語から英語への移行が起こる場合に,情報交換言語としての使用は,ある程度の速度で日本人全体に広がります。
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