症例検討 脳血管障害患者の麻酔
切迫脳ヘルニアを伴う椎骨動脈瘤破裂:頭蓋内圧亢進は脳循環維持が最重要
坂井 誠
1
Makoto SAKAI
1
1横浜市立脳血管医療センター 麻酔科
pp.966-969
発行日 2009年10月1日
Published Date 2009/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100771
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
症例
58歳の男性。身長170cm, 体重65kg。2日前より頭痛を訴えていたが,頭痛の増悪と嘔吐を主訴として来院した。高脂血症以外に既往歴ない。血圧170/110mmHg, 心拍数110bpm, 体温は正常である。救急外来で診療中に呼びかけに反応しなくなり,麻酔科医が呼ばれた。
Copyright © 2009, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.