連載 Pharmacognomyへの招待
(3R,4S)-1-(4-Fluorophenyl)-3-[(3S)-3-(4-fluorophenyl)-3-hydroxypropyl]-4-(4-hydroxyphenyl)azetidin-2-one
中木 敏夫
1
1帝京大学医学部 薬理学講座
pp.1146
発行日 2007年11月1日
Published Date 2007/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100509
- 販売していません
- 文献概要
今月は(3R,4S)-1-(4-Fluorophenyl)-3-[(3S)-3-(4-fluorophenyl)-3-hydroxypropyl]-4-(4-hydroxyphenyl)azetidin-2-oneを取り上げる。
核となる構造はazetidinである(図1a)。2位にoneとあるから,ケトンになっている(図1b)。1位に4-Fluorophenyl(図1c)が結合している。3位に3-(4-fluorophenyl)-3-hydroxypropylが結合している。この部分はプロピル基の誘導体であり,図1dのようになる。4位には4-hydroxyphenyl(図1e)が結合している。以上を統合すると図1fのようになる。
Copyright © 2007, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.