徹底分析シリーズ 意識下挿管
直視下の経口挿管
井上 義崇
1
Yoshitaka INOUE
1
1産業医科大学医学部 麻酔科学教室
pp.134-137
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100211
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気管挿管手技には,喉頭鏡を用いて直視下に行うもの,ファイバースコープなどの光学機器を利用して間接的に視認しながら行うもの,トラキライトを用いて頸部の透過光を指標にライトガイド下に行うもの,ラリンジアルマスクのコンデュイトを利用して行うものなど,さまざまな方法がある。
本稿では,意識下での経口挿管時に使用するときの考え方と留意点,および具体的方法について,特に喉頭鏡を用いて直視下に行う場合,トラキライトを用いてライトガイド下に行う場合,さらに最近臨床現場に登場した気管挿管用のスコープ(エアウェイスコープなど)を利用して視認しながら行う場合,について言及する。
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