Japanese
English
寄書
ラツトにおけるクリアランス試験について
On the Clearance Test in Rats
伊藤 宏
1
,
天野 和夫
1
,
鈴木 多鶴子
1
,
岡本 耕
1
,
武山 徯
1
Hiroshi Itoh
1
1横浜市立大学医学部薬理学教室
1Department of Pharmacology, Yokohama University, School of Medicine
pp.42-43
発行日 1960年2月15日
Published Date 1960/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425906114
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- Abstract 文献概要
ラツトのような小動物でクリアランス試験を容易に行うことができれば,例えば薬物の腎機能に及ぼす効果を検べるのに有力な武器となるであろう。
ここではInulinとp-Aminohippurate(PAH)を用いて,糸球体濾過値(GFR)と尿細管運搬極大量(Tm)とを同時に測定する場合について,従来報告されているいくつかの方法1-7)を実際に吟味した後に,比較的容易に,且多数の動物を処理できる方法として我々が現在採用している手順をのべて御参考に供したい。
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