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報告
硫酸抱合に関する研究—硫酸抱合から見たアドレナリン,アドレナロン,ティラミンの肝切片による変化
Studies on Sulfate Conjugation Metabolism of adrenaline, adrenalone and tyramine by liver slices
佐藤 徳郞
1
,
鈴木 妙子
1
,
福山 富太郞
1
,
吉川 春寿
2
Tokuro SATO
1
1国立公衆徳生院栄養生化学部
2東京大学医学部栄養学
1Institute of Public Helth
pp.187-190
発行日 1955年2月15日
Published Date 1955/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905816
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ラツテ肝を用い,アドレナリン,アドレナロン,ティラミン或いはその代謝産物にS35硫酸をマークしてペーパークロマトで展開してS35硫酸の量を測定した。Amine oxidaseを抑制すると云われているエフエドリン,marsilidを併用し,或いはamine oxidaseを充分働かせるためhomogenateで前処置をしてS35硫酸の分布の変化を調べた。
その結果夫等のアミンに硫酸の結びついたもの,amine oxidaseが働いた—CHO物質,更に酸化を受けた—COOH物質の3種の硫酸抱合物と思われるものが見出された。
アドレナリンは硫酸抱合を受けたものも顕著にamine oxidaseの作用を受ける処見を得た。
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