話題
アメリカにおける研究生活の印象
外山 芳郎
1
Yoshiro Toyama
1
1千葉大学医学部第二解剖学教室
pp.166-169
発行日 1980年4月15日
Published Date 1980/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425903385
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「アメリカにおける研究云々」という生意気な表題を掲げましたが,これから書く事は一般的なアメリカでの研究生活ではなく,ましてや華麗にも見える第一線的な研究生活でもなく,日本で教育を受けたごく平均的な日本人である私がポストドクターとして2年半程アメリカの研究生活を垣間見た,それに対する感想等です。お読みになってゆくうちに,「私はアメリカで十年研究をしていたけれど,このような事は一度もなかった」等の齟齬が出てくると思いますが,これから書く事は私のペンシルバニア大学医学部解剖学教室という狭い生活経験から得た印象ですので,あしからず。
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