Japanese
English
特集 膜脂質の再検討
総説
膜脂質の多様性と膜タンパクとの相互作用
Chemical multiplicity of membrane lipids and their interaction with membrane proteins
石塚 稲夫
1
,
加納 いつ
1
,
新村 幸雄
1
,
只野 桂子
1
Ineo Ishizuka
1
,
Itsu Kano
1
,
Yukio Niimura
1
,
Keiko Tadano
1
1帝京大学医学部生化学教室
pp.12-25
発行日 1978年2月15日
Published Date 1978/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425903229
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生体膜はSinger, Nicolsonのモデルに代表されるように,流動脂質二重層と膜タンパクからなっていると考えられている。これらのタンパクの生物活性の発現は,膜の局所的環境,とくに膜脂質によって調節されていると考えられている。
本稿では,下の四つのトピックを取り上げて脂質とタンパクとの"リポフィリッグな関係について考察してみたい。
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