アンケート・12
lysosomeについて
小川 和朗
1
,
黒住 一昌
2
,
品川 嘉也
3
,
山田 英智
4
,
渡辺 陽之輔
5
,
藤田 尚男
6
,
梶川 欽一郎
7
1関西医大解剖学教室
2群大内分泌研究所
3京大生理学教室
4九大解剖学教室
5慶大病理学教室
6広島大解剖学教室
7金沢大病理学教室
pp.281-285
発行日 1966年12月15日
Published Date 1966/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425902705
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
今日,細胞内小器官の一つとして数えられるようになつたIysosomeは当初生化学的な方面から解明され,形態学的研究が遅れていたために基本的な問題がいくつか残されております。その中から次の諸点について各方面のご意見を伺つてみました。
1.lysosomeの細胞学的定義は?,また微細構造上どの範囲の構造までlysosomeと呼んでよろしいでしようか
2.primary Iysosomeとsecondary lysosomeとに区分する者がいますが,その可否とご意見
3.lysosomeにはどのような酵素が含まれていて,かつlysosomeの果す細胞学的機能をどのように理解したらよろしいでしようか
4.酸性フォスファターゼを主としたlysosome内酵素の起源について
5.lysosomeの形態発生に関するご意見
6.lysosomeの邦訳はどれが適切でしようか?
リゾゾーム,ライソゾーム,その他
Copyright © 1966, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.