Japanese
English
特集 エンドサイトーシス
マクロファージのリポ多糖の取り込みと活性化
Internalization of Lipopolysaccharide by Macrophage and LPS-induced Macrophage Activation
山元 久典
1
,
花田 賢太郎
1
,
西島 正弘
1
Hisanori Yamamoto
1
,
Kentaro Hanada
1
,
Masahiro Nishijima
1
1国立予防衛生研究所細胞化学部
pp.253-256
発行日 1996年8月15日
Published Date 1996/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425901091
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リポ多糖(LPS)はエンドトキシンとも呼ばれ,生体に作用してサイトカイン産生や発熱,血圧低下などを引き起こす。この反応において生体側で中心的役割を担うのがマクロファージで,微量のLPSにより活性化され,種々の生理活性物質を産生・放出し,これらがメディエータとなってエンドトキシンの生理作用が発現される。本稿ではマクロファージによるLPSの取り込みと,その活性化に関する最近の研究成果を概略した。
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