特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
5.発生・分化
誘導・制御因子
NKファミリー・TTF-1
遠藤 登代志
1
,
女屋 敏正
1
1山梨医科大学第三内科
pp.443-444
発行日 1995年10月15日
Published Date 1995/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900961
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[構成員]NK-1,NK-2,NK-3,NK-4,TTF-1
概説
1980年代,Drosophilaの発生・分化に関与するAntennapedia遺伝子の最終エクソンに存在した約180塩基対(ホメオボックス)がコードする61のアミノ酸がsequence specificにDNAと結合し,この領域と類似の構造が他の形態形成遺伝子中にも存在することが判明しつつあった。NKファミリー遺伝子も,このホメオボックスの塩基配列に相当する16~17merのoligonucleotide probeにてDrosophila遺伝子をスクリーニングした結果得られた一群のホメオボックス遺伝子である。
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