増大特集 学術研究支援の最先端
Ⅳ.先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム(PAGS)
海外遺伝資源の入手と利用:ABSを中心に
鈴木 睦昭
1
,
寺嶋 芳江
2
Suzuki Mutsuaki
1
,
Terashima Yoshie
2
1国立遺伝学研究所ABS支援室
2静岡大学イノベーション社会連携推進機構
キーワード:
遺伝資源
,
ABS
,
生物多様性条約
,
名古屋議定書
,
DSI
Keyword:
遺伝資源
,
ABS
,
生物多様性条約
,
名古屋議定書
,
DSI
pp.516-517
発行日 2024年10月15日
Published Date 2024/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201956
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海外から遺伝資源を入手・利用するときには,ABS(Access and Benefit-Sharing)対応が必要である。ABSとは,遺伝資源へのアクセスとその利益の公平な配分を意味する。1993年発効の生物多様性条約,更に,2010年の名古屋議定書採択を経て,多くの国で遺伝資源に関する国内の法規制やルールが整備されるようになり,海外遺伝資源の入手と利用にはABSと関連法規制の対応が必要となった。
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