Japanese
English
特集 シナプス
Ⅱ.シナプス伝達
グルタミン酸伝達とその分子・構造基盤
Molecular and anatomical basis for glutamatergic transmission
山崎 美和子
1
Yamasaki Miwako
1
1北海道大学大学院医学研究院解剖発生学教室
キーワード:
グルタミン酸受容体
,
興奮性シナプス
,
シナプスナノカラム
,
AMPA受容体
,
NMDA受容体
Keyword:
グルタミン酸受容体
,
興奮性シナプス
,
シナプスナノカラム
,
AMPA受容体
,
NMDA受容体
pp.32-35
発行日 2023年2月15日
Published Date 2023/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201636
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
効率的な神経伝達を実現するために,シナプス後細胞のグルタミン酸受容体はどのように配置され,制御されているのだろうか? これまでの研究から,脳内ではシナプスの種類や入力経路に応じて適切な種類と数の受容体が,正しい場所に配置されていることがわかってきた。本稿では,イオンチャネル型グルタミン酸受容体の多様性とその機能や局在を支える分子・構造基盤について,筆者らの解剖学的知見も含めて概観する。
Copyright © 2023, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.