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特集 新組織学シリーズⅢ:血管とリンパ管
Ⅱ.血管・リンパ管新生
生体イメージングにより解き明かされた創傷治癒における血管新生の制御機構
Regulatory mechanisms of angiogenesis during wound healing revealed by fluorescence bioimaging
石井 智裕
1
,
弓削 進弥
1
,
福原 茂朋
1
Ishii Tomohiro
1
,
Yuge Shinya
1
,
Fukuhara Shigetomo
1
1日本医科大学先端医学研究所病態解析学部門
キーワード:
血管新生
,
創傷治癒
,
血管内皮細胞
,
ペリサイト
,
内腔圧
Keyword:
血管新生
,
創傷治癒
,
血管内皮細胞
,
ペリサイト
,
内腔圧
pp.529-533
発行日 2022年12月15日
Published Date 2022/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201611
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生体組織が損傷を受けると,それを修復するために血管新生が誘導される。これまでゼブラフィッシュを用いた蛍光イメージングにより,発生期における血管新生の制御機構が精力的に研究されてきた。最近,筆者らは,成魚を長時間ライブイメージングする技術を確立し,創傷治癒に伴う血管新生の制御機構について研究を行った。本稿では,筆者らの解析により明らかになった,創傷治癒における血管新生の新たな制御機構を紹介する。
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