Japanese
English
特集 リソソーム研究の新展開
Ⅲ.リソソームと疾患
損傷リソソームとてんかん
Damaged lysosome and epilepsy
青戸 一司
1
,
才津 浩智
1
Aoto Kazushi
1
,
Saitsu Hirotomo
1
1浜松医科大学医学部医化学講座
キーワード:
ATP6V0A1
,
液胞型ATPase
,
V-ATPase
,
損傷リソソーム
,
damaged lysosome
,
発達性およびてんかん性脳症
,
DEE
,
てんかんモデルマウス
Keyword:
ATP6V0A1
,
液胞型ATPase
,
V-ATPase
,
損傷リソソーム
,
damaged lysosome
,
発達性およびてんかん性脳症
,
DEE
,
てんかんモデルマウス
pp.246-250
発行日 2022年6月15日
Published Date 2022/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201511
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本稿では,リソソームに関わる遺伝子異常によっててんかんを発症する疾患について概説し,最近筆者らが発達性およびてんかん性脳症の患者から見いだしたATP6V0A1変異と,患者と同様の変異を持ったモデルマウスの解析について説明する。更に,発症機序から明らかになったことにより,リソソームを標的としたてんかんの遺伝子治療の可能性について考察する。
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