増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす
Ⅲ.見えたものを理解する
定量的画像解析により,細胞の中身を知る
朽名 夏麿
1,2
,
馳澤 盛一郎
1,2
Kutsuna Natsumaro
1,2
,
Hasezawa Seiichiro
1,2
1東京大学大学院新領域創成科学研究科
2エルピクセル株式会社
キーワード:
蛍光画像
,
画像解析
,
細胞内小器官
,
細胞骨格
Keyword:
蛍光画像
,
画像解析
,
細胞内小器官
,
細胞骨格
pp.468-469
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200698
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細胞内構造すなわち細胞内小器官や細胞骨格系に対して,主に共焦点レーザー顕微鏡や蛍光顕微鏡で得られた蛍光画像をターゲットとして筆者らが開発している定量的な画像解析法について概説する。そのきっかけとなった巨大液胞の立体再構築について紹介し,次いで細胞内小器官の個数・面積,そして細胞骨格の配向・平行度・角度,最後に細胞内構造の動きについて,なるべく具体的に解析のアプローチを示す。
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