増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす
Ⅱ.見えなかったものを視る
エクソサイトーシスのイメージング
平嶋 尚英
1
Hirashima Naohide
1
1名古屋市立大学大学院薬学研究科生体超分子システム解析学分野
キーワード:
エクソサイトーシス
,
分泌小胞
,
蛍光
,
生物発光
Keyword:
エクソサイトーシス
,
分泌小胞
,
蛍光
,
生物発光
pp.452-453
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200690
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エクソサイトーシス(開口放出)とは,細胞が細胞外に物質を分泌する機構の一つで,神経細胞の終末からの神経伝達物質の放出,種々のホルモンの分泌,クロマフィン細胞やマスト細胞からのメディエーターの分泌など,生体内情報伝達において極めて重要な過程である。エクソサイトーシスの機構を明らかにするには,時間的・空間的な情報が得られるリアルタイムイメージングが極めて有効である。ここでは,現在行われている主な方法について紹介する。
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