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教育講座
骨から見る包括的摂食嚥下リハビリテーション
Comprehensive Swallowing Rehabilitation from a Bone Perspective
宮城 翠
1
Midori Miyagi
1
1東北大学大学院医学系研究科臨床障害学分野
キーワード:
摂食嚥下リハビリテーション
,
姿勢調整
,
骨粗鬆症
,
骨格筋
Keyword:
摂食嚥下リハビリテーション
,
姿勢調整
,
骨粗鬆症
,
骨格筋
pp.928-933
発行日 2025年9月18日
Published Date 2025/9/18
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はじめに
骨は大きく4つの役割を果たす.①姿勢保持・臓器保護:約200個の骨が体を支持し,重力に逆らって姿勢を保つ役割を担い,頭蓋骨は脳を,肋骨は肺や心臓を守るように臓器保護の役割も果たす.②造血機能:骨髄において赤血球・白血球・血小板などを生成する.③カルシウムの貯蔵:骨のハイドロキシアパタイトはカルシウムの貯蔵に重要な役割を果たす.④ホルモン分泌:骨芽細胞からオステオカルシンなどのホルモンが分泌され,全身のエネルギー代謝,インスリン作用などにも影響し,さらに近年骨格筋から産生されるミオカインとのクロストークにも注目が集まっている.このような役割を担う骨が,摂食嚥下リハビリテーション分野でどのように関連しているのかを概説する.

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