- 文献概要
わが国の慢性腎臓病(CKD)の患者頻度は成人の7人に1人,年齢が高くなるほど頻度も高くなり,透析患者も年々高齢化している.腎機能低下や高齢化に伴い,CKD患者の身体機能は低下し,サルコペニアやフレイルの合併も増加している.これらが患者のADLやQOLのみならず,腎および生命予後にも大きく影響することも明らかになり,栄養療法とともにCKD患者への運動療法が近年注目されている.本企画では,読者の腎臓リハビリテーションへの理解を深めていただけるように,腎臓リハビリテーションの最新の知見について各領域の専門家から解説していただいた.
▷ 担当:伊藤 修,企画:国内誌編集委員会
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