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特集 骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)
4 急性期病院のFLSと地域医療のOLSとの連携
Collaboration between FLS in Acute Care Hospitals and OLS in Community Health Care
福田 文雄
1
Fumio Fukuda
1
1北九州総合病院整形外科
キーワード:
大腿骨近位部骨折
,
骨折リエゾンサービス
,
骨粗鬆症リエゾンサービス
Keyword:
大腿骨近位部骨折
,
骨折リエゾンサービス
,
骨粗鬆症リエゾンサービス
pp.170-174
発行日 2024年3月18日
Published Date 2024/3/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 急性期で骨折リエゾンサービス(fracture liaison service:FLS)が始まり,そこから回復期や維持期で骨粗鬆症リエゾンサービス(osteoporosis liaison service:OLS)に連携が行われることが理想である.急性期病院では,手術が終わったら多職種の専門職へ「タスクシフト」を行い,FLSコーディネーターを中心に周術期管理を行い,その中の一部として二次性骨折予防の「治療開始」を行う.その後は,OLSマネジャーを窓口に回復期リハビリテーション病院や維持期のかかりつけ医で「治療継続」を行い,それぞれの医療機関の機能的役割分化を行うことが理想である.

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