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日本EAP協会主催―「災害時の心のケア」のためのワークショップを受講して
三木 明子
1
1岡山大学医学部保健学科
pp.90-93
発行日 2002年7月15日
Published Date 2002/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900501
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昨年9月に米国で起きた同時多発テロ。大災害が起こったときに,早期に被災者や家族,救助職員への心のケアが求められている。
日本EAP★1協会が,米国で活躍しているICISF★2のCISM(Critical Incident Stress Management:災害時の心のケア)トレーナーであるDaniel W. Clark博士を招聘し,ワークショップを開催した。CISMの技法は,自然災害や地域・学校・職場での暴力事件,救助職員のサポートなど様々な場面で応用が可能である。米国では大惨事に対応するセラピストを選択する際にCISMの資格が重視されているという。
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