研究・調査・報告
本投稿論文を読んで
萱間 真美
1
1東京都精神医学総合研究所
pp.46
発行日 1998年9月15日
Published Date 1998/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900105
- 有料閲覧
- 文献概要
率直に言って,うれしいと思いました。私たちが誰かのモデルを使ってみようと思う時は,それが役に立ちそうだとか,具体的でわかりやすいとか,自分の信条にあっているとか,いくつかの条件が必要だからです。私たちの提案したモデルがもしもそう思っていただけたのなら,研究者としてとても光栄なことです。
私は,すべてを説明できるような大理論ではなく,日常の精神科看護の場面で熟練した臨床家たちが持っている臨床能力に焦点を当て,その意味を説明するような中範囲の理論を見出したいと願つて研究を続けています。
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.