特集1 2021年11月号特集「強制入院の体験を語る」を受けて 強制入院が、「傷」を作っているかもしれない件
2 身体拘束は、行う側をも傷つける
社本 昌美
1
1訪問看護SN'Up桑名
pp.17-19
発行日 2022年1月15日
Published Date 2022/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200960
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涙を流しながら読んだ
雑誌『精神看護』2021年11月号の特集「強制入院の体験を語る」の中の「私は身体拘束を生き延びたのか?」を読み、心がざわざわしたことをここに書きたいと思う。
読まれた読者の方はご存じだと思うが、この記事はある女性が身体拘束を受けて体験したことを生々しく記載したものだ。身体拘束を受ける中で自分の何かが壊れていく過程、またやり場のない怒り、悲しみが精緻に記載されている。
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