特集1 スーパー救急で拘束ゼロ 山梨県立北病院の実践から強制治療の倫理について考える
―管理者が知りたい!その❶―病棟業務の体制はどうなっているのですか?
pp.19
発行日 2012年5月15日
Published Date 2012/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689101016
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ベッドコントロール調整会議:土日祝日を除く毎朝、全職種が集まり、8時45分から9時までベッドコントロール調整会議を開催しています(具体的には弊誌2010年11月号で紹介)。師長は、各病棟で隔離解除や保護室から個室へ移動できそうな人を、患者さんの情報収集がすでにできているスタッフに聞き、それを持って会議に臨む。今日訪問に行くかどうか等、全体的な病院の動きもわかります。
申し送りはない:いわゆる朝の申し送りはありません。夜の患者情報などは各自がカルテを見て収集し、8時30分からは、バイタルをとりつつ患者さん1人ひとりに接しながら情報を収集するために病棟に散ります。ベッドコントロール調整会議から師長が帰ってきた段階で、連絡事項のみナースステーションで打ち合わせます。
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