特集 病院と連携する
病院との連携をどうはかってきたか
池ケ谷 紀子
1
1武蔵野赤十字訪問看護ステーション
pp.632-636
発行日 1998年9月15日
Published Date 1998/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902456
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
武蔵野赤十字病院は以前,医療機関からの訪問看護を行なっていました(1984~1995年).高度医療を行なう病院から退院する患者さんは医療依存度が高く,症状が不安定な状態の方が多いのですが,そういった方へ入院中から退院後の生活支援についていろいろと調整し,退院指導から福祉サービスの活用までを行なっていた実績があります.
1993年4月,同敷地内に武蔵野赤十字訪問看護ステーション(以下,当ステーションと略す)が開設し,一医療機関のサービス部門としての訪問看護から,地域医療ニーズに応えるような看護へと活動を変化させました.現在は武蔵野赤十字病院から退院する患者さんの毎月10人ほどが当ステーションをご利用いただいています.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.