特別記事 公的介護保険と訪問看護(前篇)
公的介護保険に関する要望書
横田 喜久恵
1,2
,
川越 博美
1,3
,
宮崎 和加子
1,4
,
脇坂 佳子
1,5
,
遠藤 信子
1,6
,
村嶋 幸代
1,7
1公的介護保険を考える訪問看護婦の会
2新宿訪問看護ステーション
3白十字老人訪問看護ステーション
4健和会・訪問看護ステーション
5河北杉並訪問看護ステーション
6元北里大学東病院
7東京大学医学部健康科学・看護学科地域看護学教室
pp.121-124
発行日 1996年3月15日
Published Date 1996/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901135
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編集室から
「公的介護保険を考える訪問看護婦の会」というといささか仰々しく響くかもしれないが,メンバーは,本稿の文末にその氏名が記されている6名.日本で導入が検討されている公的介護保険のモデルとなったドイツでの実施状況を,昨年(1995年)夏視察してこられた方々である.帰国後には,単なる見学だけには終わらせまいと反省会を重ね,自分たちの現場感覚と照らし合わせてこのような要望書を作成.12月4日,厚生省高齢者介護対策本部に提出した.政策立案の過程に現場からものを言っていく姿勢は貴重だと考え,ここにご紹介させていただくことにした.
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