訪問看護ステーション経営A to Z・1
ステーションの運営管理―Administration
小山 秀夫
1
1国立医療・病院管理研究所医療経済研究部
pp.45-48
発行日 1996年1月15日
Published Date 1996/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901122
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運営上の問題で業務量増大
全国で訪問看護ステーションが続々と開設されています.在宅ケア,訪問看護の普及・発展は,喜ばしいことです.最近では,常勤職員が10人以上,年間の総収益(収入)が5千万円以上のステーションもめずらしくありません.こうなると運営上の問題で,どこのステーションも業務量が増大していることが容易に推察されます.
管理者の中には,訪問看護業務に長年従事されてきた方もいれば,まったく経験がない方もいるようです.管理業務も同様に,管理業務のベテランもいれば,まったくの体験のない方もいます.全体の傾向としては,管理者は訪問看護か管理業務の双方あるいは一方のベテランが大半だと思います.
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