レポート こちら現場からお届けします!・第8回
「Zoomで保健室プログラム開催」にトライしました!
丹内 まゆみ
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1株式会社みゅうちゅある ikiなまちかど保健室みゅうちゅある
pp.816-817
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201547
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保健室をリニューアルするや新型コロナ騒動
私は、病院勤務後、都内や医療過疎地での訪問看護を経て、2014年2月に株式会社みゅうちゅあるナースステーションたんぽぽを開設しました。訪問看護を通して、たくさんの利用者さんやご家族さんに出会ってきました。自分の思いが叶えられて地域で過ごされている方もいれば、そもそも希望を見失っている方、医療や介護ら専門職の言うことがすべて正しいと思い込み、意思表示や主張ができないまま自分の暮らし方を託してしまわざるを得ない方など、さまざまです。
誰もが自分らしく暮らせるまちをつくるには何が必要なのだろう? とかく専門職は専門職だけでコトを解決しようとしがちですが、まちにはたくさんの人がいて、たくさんの知恵があります。その地域の力を活用するためには、私たちはもっと地域を知り、地域になじみ、地域の皆さんの身近な存在になること、そして、地域のみんなで、なんでもざっくばらんに対話ができ、考えることができる場が必要だと考えていました。
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