特集 訪問時の交通安全対策—リスクマネジメントとしての取り組み
—【インタビュー】警視庁に聞く—自転車の安全利用のポイントとステーションで今日からできること
辻 泰宏
1
,
平野 幸人
1
,
佐藤 直子
2
1警視庁交通部交通総務課交通安全対策第二係
2聖路加国際大学看護学部
pp.98-109
発行日 2018年2月15日
Published Date 2018/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200866
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住宅密集地での訪問に欠かせない自転車は、小回りがきき、駐輪場所の心配がないなど、とても便利な訪問ツールです。しかしその手軽さゆえに、事故の危険性や安全対策の重要性に目を向けにくくなってはいないでしょうか。
自転車は、法的には自動車やバイクと同じ「車両」です。交通事故の当事者になってしまったら、巻き込まれたスタッフや住民の被害はもちろん、ステーションとして地域で信用を失いかねません。実際に、運転中にヒヤッとした経験がある訪問看護師は少なくないといいます。
「予防」のために何ができるのか、自転車安全利用の啓発を担当している警視庁交通部交通総務課交通安全対策第二係のお2人にお話を伺いました。
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