連載 どう読む!? 在宅医療・看護・介護政策・第25回
医療機関のウェブサイトを広告規制の対象に
社会保険旬報編集部
pp.68-69
発行日 2018年1月15日
Published Date 2018/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200858
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2017年6月に公布された「医療法等の一部を改正する法律」により、医療機関のウェブサイトが広告規制の対象となり、虚偽や誇大広告が取り締まられることになった。美容医療などにおけるトラブル防止がねらいだが、一律に規制すると、利用者が利用できる情報も制限される。このため、一定の条件のもとでウェブサイトの広告を認めることになった。
規制の具体的内容を検討していた厚生労働省の「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」(桐野髙明座長)は11月29日に会合を開き、省令およびガイドライン案を検討。文言などの修正を座長に一任したうえで、パブリックコメントの手続きに入ることを了承した。厚労省は、本年6月の施行に向けて準備を進めている。
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