特集 訪問看護師が経験する「暴力」
「暴力」の問題に取り組まざるを得なくなった日からの歩み/—現場で考える「暴力」の問題❶—個別問題とせず、広い議論を/—現場で考える「暴力」の問題❷—見えづらさを認識して対策を
藤田 愛
1
,
遠藤 理恵
2
,
山﨑 和代
3
1医療法人社団慈恵会北須磨訪問看護・リハビリセンター
2訪問看護ステーションアスカケアライフ
3西宮市社会福祉事業団訪問看護課
pp.818-827
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200807
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訪問看護も介護も、多くは女性1人で、利用者だけでなく、家族も暮らす家への訪問をする。もちろん善良な利用者が大半だ。しかしながら最近、管理者は安全対策だけでなく、防犯まで予見し、被害にあわないように対策をとることが求められる時代へと変化していると思う。
そのように認識するのが遅れ、被害を出してしまった私の経験と、支援を求めて歩んだ道のりについて報告する。訪問看護師や介護職の皆様の暴力の予防対策の取り組みへの一助となることを願う。
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