書評
死亡直前と看取りのエビデンス
藤田 愛
1
1医療法人社団慈恵会北須磨訪問看護・リハビリセンター
pp.462
発行日 2016年6月15日
Published Date 2016/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200471
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まず、タイトルを見て期待が膨らみました。本を開き、目次を見渡すと、「死亡までに生じる変化と機序」「予後予測」「輸液:する? しない?」「アドバンスケアプラニングと意思決定」などが目に入りました。知りたかったことが書いてある本にやっと出会えたとワクワクしました。
死亡までの過程や意思決定を解説した本は多いですが、筆者の経験や、結果とhow-toの解説にとどまっていることが多かったように思います。書かれている情報を読み解くことと、それを実践に活用することの間には乖離がありました。
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