特集 「在宅看護」ってなんだろう?—実践に新たな光をあてる在宅看護学の誕生へ
在宅看護これまで来た道—明治の時代から在宅看護実践と制度の変遷を振り返る
山田 雅子
1
1聖路加国際大学看護学部
pp.896-902
発行日 2015年11月15日
Published Date 2015/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200316
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在宅看護を、「患者等の自宅に赴いて看護を提供するための1つの方法論」として考えるなら、日本の看護の歴史は派出看護から生まれた、という歴史のとらえ方があるように、そもそも看護の始まりは在宅看護であったと考えることができる。
それならば、なぜ今、わざわざ看護基礎教育のなかに在宅看護論を位置づけ、在宅看護を担う訪問看護師や退院調整看護師の養成を、看護師生涯教育として重点的に推進していかなければならないのだろうか。
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