特集 訪問看護の“あと10年” 2025年までにやっておきたい○つのこと
健やかに暮らし、安心して逝ける「地域づくり」を続ける
服部 絵美
1
1株式会社ケアーズ白十字訪問看護ステーション
pp.48-51
発行日 2015年1月15日
Published Date 2015/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200077
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白十字訪問看護ステーション(以下、当ステーション)は、老人保健法の改正で「老人訪問看護ステーション」の制度が始まった1992年に、東京都新宿区市ヶ谷で「医療法人春峰会立白十字訪問看護ステーション」として訪問看護を始めました。2001年には、現在の統括所長である秋山正子が有限会社ケアーズ(のちに商号変更し、株式会社ケアーズ)を設立して、ステーションの名称は変更せずに独立し、現在は、訪問看護師16人で約190人の利用者さんに訪問看護を提供しています。
当ステーションの活動には、多くのボランティアの方が関わってくれており、その活動の場として「NPO法人白十字在宅ボランティアの会」を設立、2011年7月には地域に住む方々の暮らしや健康、医療・介護などの相談支援の場として「暮らしの保健室」を開設しました。訪問看護の実践のなかから生まれた、地域に必要とされる「訪問看護の拡大した機能」を担う場として、統括所長の秋山を中心に活動しています(図)。
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