特集 住まいで医療も最期まで いろんなかたちの「24時間」
―【実践報告(3)】―夜間・早朝の計画的訪問看護からの展開―実績を基盤に、定期巡回・随時対応型訪問介護看護も
千代 妙子
1
,
南 千佳子
1
,
九里 美和子
2
,
田口 敦子
3
,
村嶋 幸代
4
1滋賀県済生会訪問看護ステーション
2滋賀県済生会地域ケアセンター
3東北大学大学院医学系研究科
4大分県立看護科学大学
pp.117-122
発行日 2013年2月15日
Published Date 2013/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102426
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ステーションの概要
滋賀県済生会訪問看護ステーション(以下、当ステーション)は、「済生会の精神である『救療済生』に基づき、住民が住み慣れた地域で安心して生活ができるよう、利用者や介護者に質の高い訪問看護を提供する」という理念を掲げ、1994(平成6)年4月、社会福祉法人恩賜財団済生会の滋賀県支部の一施設として開設された。
開設当初は、看護師3名(常勤換算2.8人)で始まったが、利用者数や職員数の増加に合わせて事業所も拡充し、現在はメインのステーションのほか、サテライト3か所、栗東市の委託事業としてのステーション1か所の、合計5か所の事業所を有し、一体的に運営している。2012(平成24)年11月現在の職員数は、保健師1名、看護師52名、准看護師1名(夜間専属)、理学療法士4名、作業療法士2名、言語聴覚士1名、事務員4名、介護職員2名(療養通所介護事業所に配属)、運転手他5名、合計72名(常勤換算47.4人)である。
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