特集 「訪問看護支援事業」からの発展 訪問看護の“プラットホーム”戦略
「訪問看護支援事業」によるプラットホーム確立への第一歩―さまざまな取り組みを「基盤強化」の足がかりに
川村 佐和子
1
1聖隷クリストファー大学大学院保健科学研究科・看護学研究科
pp.852-855
発行日 2012年10月15日
Published Date 2012/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102319
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2009(平成21)年度から厚生労働省老健局事業「訪問看護支援事業」が開始されて3年、合計30地域の参加を得て、各地で成果を収めています。本事業は、もともと訪問看護の「基盤強化」をめざした事業に端を発するものであり、訪問看護の“プラットホーム戦略”の足がかりになるものといって差し支えないでしょう。
本事業への参加による補助金は2年間で、また本事業自体、2012(平成24)年度をもって終了しますが、事業に取り組んだ各地域で「自主事業」として継続されているところです。各地域での具体的取り組みを紹介するに先立って、本稿では本事業の背景と概要、全体的な成果について報告します。
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